当山のご紹介

当山のご紹介

聖徳太子の御作、開運の守護神像

 今を去る千年余、山伏たちが寺裏の田子の浦海岸で水ごりを取り、海抜ゼロメートルから富士山に登った、 その禊ぎの道場が当山の起こりです。
 三万八千坪の寺領は戦国時代に武田氏の東海道進出の砦となり、又これを受けて徳川頼宣公 (徳川家康側室お万様の御長子即ち徳川御三家紀州公)が長く駐留されたこともあいまって 「出世本懐の地」と呼ばれています。
 主神毘沙門天像は聖徳太子の御親作と伝わり「太子両肩上湧現の尊像」と言って聖徳太子の肩の上に立たれた像で 実に珍しい様式です。
 普通の像が悪鬼をふんまえているのに対し、この像は聖徳太子すなわち我々人間の上に毘沙門天王が立って常に 護ってくださるという開運の「守護神像」であります。


香久山 妙法寺(こうきゅうざん みょうほうじ)
住所/〒417-0846 静岡県富士市今井2丁目7番1号
電話/0545-32-0114(代)